世界の宇宙開発
ロシアは、1基のロケットで8個の軍事衛星を1度に打上げるという計画を、その後も継続して行っています。
(コスモス617号~624号、コスモス641号~648号、コスモス677号~684号)。
米国もまた偵察衛星の打上げを続けており、1974年には、2月と6月に短期間軌道飛行を行った衛星を含む、幾多の衛星を打上げていました。
そのビッグバードシリーズの衛星は、7月20日トルコ軍がキプロスに侵入したときには、すでに軌道を回っていました。
この東部地中海での危機における衛星による偵察の密度は、前年10月の中近東を対象としたものに匹敵するほどのものでした。
この間、ロシアは有人飛行の分野でも米国に追いついています。
ソユーズシリーズが始められ、地球に近いサリュート宇宙ステーシヨンと連動していました。
米国では1973年11月16日のスカイラブ以降、有人飛行は行われていません。
その再開は1975年7月15日、経験豊かなトマス・スタッフォード飛行士(彼は10年前にジェミニシリーズで初めて宇宙飛行を体験しています)とスレイトン、ブランド両飛行士を乗せたアポロ18号まで待たねばなりません。