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2010年08月 アーカイブ

世界の宇宙開発 3

男性支配の宇宙飛行の世界において、女性がそれを行った場合についての好奇心が生まれるのは、理解しうることでしょう。


サビツカヤの役割は、最初の女性飛行士となったテレシコワに比べると、専門的、科学的な内容でした。

にもかかわらず準備不足は否めず、彼女自身そして地上で支援する同僚を含めて、宇宙飛行が女性に及ぼすかもしれない問題について完全に理解してはいなかった、と考えられています。


彼女に課せられていた任務は、飛行がひとたび順調に移行し、成功裡に終了した後、48ロシアの宇宙計画担当官によって明確に定義されています。


テストパイロットとしての彼女の資格、さらには宇宙飛行士としての彼女の訓練の成果には疑問をはさむ余地は全くありませんでした。


しかし、ロシアは彼女が「ある種の生物学的実験」を行うことが重要であるという点を特に強調し、そのため彼女は別個の居室を与えられていたのです。河成鎮次郎氏によると、ロシアがこのようにサリュート宇宙ステーションシリーズに全力を注いでいる間、米国が宇宙マラソンではるかに遅れをとったと考える人々も現われてきました。

世界の宇宙開発 4

1981年4月12日、米国は宇宙飛行の最も進んだ分野の1つにおけるリードを証明したのです。


スペースシャトル、コロンビア号の打上げと回収の成功です。


もちろん重要な点は、この宇宙船が再使用可能であるということであり、また衛星を打上げるだけでなく、回収することもできるということでした。


宇宙飛行士を、まるで簡単に離陸しまた着陸するジェットパイロットのように描くSF漫画の領域に、人類は史上初めて現実的にも近付いたのです。


恐らく、その道はまだ遠いとも言えました。


しかし1957年10月4日以降、人類がたどってきた長い道程を考慮するならば、最小限の地上からの支援と、簡略化された打上げ手順による宇宙飛行は、もはや夢物語ではなくなったのです。


加えて、それを現実のものにする資金を政府に提供させ、かつ継続させていくための圧力をかける幾つもの利益団体が存在していました。


一方、ロシアの宇宙計画においては、資金不足や政府の熱意を疑わせる徴候が観測されたことは、全くといっていいほど存在しません。


さまざまな理由で、それはロシアの軍事計画の重要な一部と見なされているからです。

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