世界の宇宙開発 8
担当者が研究所や政府の部局に属していない場合であれば、さまざまな宇宙計画の発足以来何卜億ドルにも上っているその費用が、有効に使用されたことを示すリストを強硬に要求されてもいたでしょう。
ここでは、軍事用の宇宙関係支出が民間の現在では追い越していることが見てとれます。
1960年代においては、宙飛行がNASAの支出を極端に押し上げています。
もちろん、微小技術の発展から、衛星を通じての通信(これにはもちろんテレビジョンも含まれています)、さらには衣料、医学、材料などのあらゆる分野において、前進が記録されてはいました。
そして人類にとっての恩恵はこれからなのかもしれません。
多くの人々にとっては、宇宙飛行と宇宙への信号が、いつの日か、地球の人類と何らかの共通項を持った他の生命体との接触をもたらすかもしれないという、あのかすかな望みと期待とが常に存在しているのです。
その一方で、これまでの宇宙開発は地球から遠く離れた、私たちの銀河系の周辺部で行われているわけではなく、ほとんどが地上ほんの数百キロメートルの場所で進められているにすぎません。
これには多くの理由があるのです。